Apex「エイムがおかしい」はRCフィルター対策のせい?7/10のAA挙動変化とS30の噂をPS5ユーザーが再検証
お疲れ様です!WakabaPonchaNです!今回は7月から続くAPEX LEGENDSのエイムアシスト騒動の記事です。
PS5+DualSense Edgeで遊ぶ、ランクマッチダイヤ4の一般プレイヤーです。勿論RCフィルターなどは使っていません。
S30もSplit 1終盤になりましたが、S30開始直後から「エイムがおかしい」という声は続いています。自分も遠距離、とくにスナイパーで以前と手応えが違うように感じてきました。
ただ、ここで「S30で何かを変えた」と決めつけるのは早いと思います。今回は公式発表と時系列、コミュニティの反応、人口の話、コンソールへの影響、そして自分の体感を順に整理します。
AI要約
- 7月10日にRCフィルターなどのエイムアシスト悪用対策が入り、公式は遠距離を中心に軽微な挙動差が出たと説明しました
- 同じ公式投稿では、コントローラーの命中精度がデータ上およそ2〜4%低下し、一部は不正抑止分だと説明されています
- S30開始後にも違和感の報告は出ましたが、日本語サイトの投票は47.8%対52.2%でほぼ二分でした
- S30関連の公式12文書には、エイムアシスト変更の記載がありません
- PAD人口の増減や、PS5のAA倍率低下を示す公開データはありません
- 勘違いではない。しかしPADプレイヤー大量引退・秘密の追加弱体化とまではハッキリ言えない、という歯がゆい表現が現時点の結論です
発端はS30ではなく7月10日
まず時系列です。発端はS30開始ではなく、S29中の7月10日です。
Steam公式ニュース「An Update from the Anti Cheat Team - Auto Aim Manipulation」・2026年9月11日確認で、Apex公式はジッターエイムやRCフィルターを利用してエイムアシストを悪用し、反動を打ち消す行為をチートと案内しました。ゲーム内検知を実装済みとし、EWC Parisの公正性にも触れています。
告知の表現は「on controllers」で、PCだけ、あるいはコンソールだけとは書かれていません。仕組みそのものは、RCフィルターとは何かを整理した記事にまとめていますので、ここでは繰り返しません。
続く7月13日の公式ニュースでは、4月末以降にPCとコンソールを合わせて約6,000件のハードウェアBANを実施し、コンソールでの活用も増やすと説明されました。Steam公式ニュース「An Update from the Anti-Cheat Team - 07/13/2026」・2026年9月11日確認。
5週間後にRespawnが明かしたこと
8月17日(日本時間8月18日未明)、Respawn所属の公式アカウントは7月10日の対策について、RCフィルターなどの意図しないエイムアシスト悪用を制限した結果、エイムアシストに「軽微な挙動差」、とくに遠距離で差が出たと説明しました。
“This change resulted in minor behavioral differences to aim assist, particularly at long range.”
Apex Legends公式コミュニケーション投稿・2026年9月11日確認。
同じ投稿の続きとして、コントローラーの命中精度がデータ上およそ2〜4%低下し、その一部はエクスプロイトによるエイムアシスト操作を防いだ分だと説明されています(複数の海外メディアが同じ内容を伝えており、筆者も2026年9月11日にX上で投稿を確認しました)。プラットフォーム別の内訳は公開されていません。
ここで大事なのは、今回確認できた公式文書にAA倍率を2〜4%引き下げたという記述はないことです。数字をそのまま「エイムアシストが2〜4%弱くなった」と受け取るのは違います。
この説明には、プロ選手からも「チート対策として入力側を弱体化するのが正しいのか」という異論が出ました。ImperialHalの返信・2026年9月11日確認。ただ、これは方針への意見であって、S30で別の変更があった証拠ではありません。
S30直後に「エイムがおかしい」が再燃
S30「Marked」はPTで8月4日、日本時間では8月5日に始まりました。Marked Patch Notes・2026年9月11日確認。
8月7日には、英語圏で「新シーズン以降、エイムアシストと感度が安定しないという報告がある」とする投稿があり、数シーズン前には入力遅延で似た話があったとも触れられました。HYPERMYSTxの投稿・2026年9月11日確認。
同じ日にApex Legends日本語Wiki管理人が行った投票は4,928票で、違和感ありは47.8%、ない・気のせいは52.2%でした。日本語Wiki管理人の投票・2026年9月11日確認。ほぼ二分です。
海外メディアのGameRivも8月7日にこの話題を扱っていますが、感度が速く感じる、近距離の追従が重いなど症状は一致せず、「普通」という反応も併記していました。パッチノートにAA・感度・入力変更の記載はない、という整理です。GameRivの記事・2026年9月11日確認。
違和感を持った人がいたことは確かでも、全員が同じ変化を感じたわけではありません。SMG調整ではないか、サーバーや入力遅延ではないか、設定の問題ではないかという見方も、この時点で並んでいました。
ではS30で何か変わったのか
S30パッチノート、Designer's Notes、開始後のホットフィックス、Split 2のDesigner's Notesまで、公式12文書を確認した範囲ではaim assistの記載はありません。公開情報で確認できるAAの変更は、7月10日の対策だけです。
一方で、S30開始週にはエイムの感覚が変わったと感じ得る別原因候補がありました。これはAA変更だったという話ではありません。以下は、それぞれの要因が体感にどう関わり得るかの一例です。
| 要因 | 公式が書いた内容 | 体感への関わり方 |
|---|---|---|
| Seerのturn slow | 減らすはずが増えていた問題を8月11日に修正 | 視点操作が意図より遅くなる場面があった |
| サーバー増強 | S30でサーバーを増強したと案内 | 入力や試合中の手応えが変わる可能性 |
| G7 Scout | ケアパッケージから床落ちに復帰。スナイパースコープ装着不可、ダメージ37→33 | 遠距離の武器感覚に影響し得る |
| アタッチメント環境 | 高レアの出現率低下、金アタッチメント削除。一部のCorrupted AttachmentsはADS反動制御を下げる | 武器ごとの扱いやすさが変わり得る |
| SMG | Alternator、RE-45、R-99を弱体化 | 近距離の手応えが変わり得る |
Seerの問題は、Steam公式ニュース「Latest Update 08/11/2026」・2026年9月11日確認で修正が案内されています。武器や物資の変更は、S30アップデートまとめでも、運営が物資選びの環境をどう変えたのかという視点で整理しています。
これらがエイムアシスト変更の代わりだったとは言えません。ただ、S30でエイム感覚の話が出た理由を考えるなら、これだけの変更が重なった以上、無視できない材料だと思います。
「AA弱体化は本当はS30からだった」説は成立するか
考えられるのは、次の3つです。
- 仮説A:7月10日に変更され、S30で復帰したプレイヤーが後から初めて体験した
- 仮説B:7月10日の変更に加えて、S30固有の別要因が重なった
- 仮説C:実は主要変更はS30付近で、公式が後から7月10日と説明した
外部からRespawnの内部ログを監査することはできないので、論理上は仮説Cを完全否定できません。ただし、Cを支持する公開証拠はありません。
むしろ7月16日、えぺタイムズの投票には24,188票が集まり、「変わった」13.4%、「変わっていない」24.7%、「分からない」61.9%でした。えぺタイムズの投票・2026年9月11日確認。8月17日の公式説明より約1か月前に、「変わった」という報告が存在した記録です。
この投票だけで、7月時点で大多数が変化を認識していたとは言えません。それでも公開証拠は、7月10日の変更を後から説明したという公式の流れと整合しています。実際、私自身は7月10日の直後に「変わった」とは感じませんでした。公式の説明を見て、そう言われてみれば、と思った程度です。
PADプレイヤーは本当に減ったのか
エイムアシスト弱体化に伴い、S30以降PADプレイヤーの人口が減ったという噂ベースの話をよく耳にします。入力方式別の人口、MAU、プレイ時間、継続率、PS5やXboxの人口推移は公開されていません。PADプレイヤーが減ったかどうかは検証不能です。
補助的にSteam Chartsを見ると、Apexの月平均プレイヤー数は7月が前月比6.7%減、8月はシーズン開始もあって前月比31%増でした。Steam Charts・2026年9月11日確認。
ただし、Steam人口≠PAD人口です。さらに、Steam人口≠Apex全体人口です。SteamにはMnKとPADが混在し、PC以外のプレイヤーも含まれません。この数字から「大量引退した」とも、「減っていない」とも証明できません。
筆者がReddit・X・公式発表を探した範囲でも、入力方式別の人口データや、「PADがS30をやらない」と明言するまとまった動きは見つかりませんでした。個人の離脱談はありましたが、理由はチーター環境全体への不満が中心で、AAだけを理由にしたものではありませんでした。
一つ考えられるのは、BANされた側の存在です。7月10日の対策も9月2日の新しい検知もコントローラー側の不正を対象にしているので、不正ツールを使っていたPADプレイヤーが遊べなくなった分が「PADが減った」と見えている可能性はあります。ただしこれは推測で、規模を示すデータはありません(チーター自身の引退発言が広がっただけかもしれません)。
PS5などコンソールPADも影響を受けたのか
7月10日の変更がPS5やXboxにも適用されたという明文は、確認できていません。
分かっているのは、7月10日の告知がcontroller全般を対象としていてプラットフォームを限定していないこと、7月13日に公式がコンソールへのハードウェアBANを増やすとしたことです。さらに9月2日の新しい検知システムは、PC、PlayStation、Xbox、Nintendo Switch 2を明記し、「コンソールだから免除されない」と案内しました。Steam公式ニュース「Controller Anti-Cheat Enforcement & Ban Wave Update」・2026年9月11日確認。
対照的に、2024年8月のS22で行われたAA直接調整は、PCロビーのcontrollerを25%低下、コンソールからPCへのクロスプレイを18%低下、コンソールロビーは無影響と、プラットフォーム別に明記されていました。EA公式「Shockwave Patch Notes」・2026年9月11日確認。
今回は対象・対象外のどちらも公式は書いていません。PS5にも確実に入った、PS5のAA倍率が2〜4%下がった、とまでは言えない状況です。ただ、対策の対象がコントローラー側の不正操作である以上、コンソールのPADプレイヤーが無関係とも言い切れません。
PS5+DualSense Edgeで遊ぶ筆者の体感
私自身もPS5+DualSense Edge環境で、以前より遠距離射撃、とくにスナイパーが当たりにくくなったように感じています。ただし変更前後で同条件の命中率を記録していたわけではないため、これはあくまで筆者の体感です。もっと言うと、S30でG7が通常武器へ戻り、環境が一変。新たな対策としてスナイパーライフルを持つ機会が増えた結果として、より遠距離を撃つ場面そのものが増えたことによる副次的な可能性も捨てきれません。(交戦距離が100mから150mになるだけで、命中率は変わりますし。)
方向としては、公式がいう「particularly at long range」と整合します。自分の体感だけで、7月10日の変更が原因だったとは断定できません。
DualSense Edgeの設定と、8月30日時点で書いた体感については、DualSense EdgeをApexで使った設定・長期使用レビューにまとめています。
現時点で分かったこと
| 主張 | 分類 | 根拠 |
|---|---|---|
| 7/10にRCフィルター等のAA悪用対策が入り、AAの挙動に軽微な差、特に遠距離で差が出た | FACT(公式) | 7/10 Steam公式+8/17公式X投稿 |
| controllerの命中精度が約2〜4%低下。一部は不正抑止分 | 公式投稿の続き | 8/17公式X投稿 |
| AA倍率を2〜4%引き下げたと書いた公式文書 | 存在しない | 公式文書の全文確認 |
| S30開始直後に「エイムがおかしい」報告が日英で複数発生、賛否はほぼ二分 | OBSERVATION | 8/7の投稿・投票 |
| 7/16時点で「変わった」報告が既にあった | OBSERVATION | えぺタイムズ投票 |
| S30でAAが別途変更された | 未確認(公開証拠なし) | 公式12文書に記載なし |
| S30開始週にturn slowバグ、サーバー増強、武器・アタッチメント環境の変化があった | FACT(公式) | パッチノート・8/11修正 |
| PAD人口が減った | 検証不能 | 入力別データ非公開 |
| PS5等コンソールPADも7/10の影響を受けた | 明文なし(否定材料もなし) | 公式文書 |
| PS5+DualSense Edgeで遠距離・スナイパーが当たりにくくなった | AUTHOR EXPERIENCE | 筆者体感・変更前データなし |
| 公式が7/10という日付について虚偽説明をした | 証拠なし | 7/16の第三者記録が公式説明と整合 |
結論
再検証したにも関わらず、大きな発見はできませんでした。「S30で突然すべてが変わった」という証拠はありません。一方で、7月10日の対策により、エイムアシストの挙動、とくに遠距離に変化が生じたこと自体はRespawnが認めています。S30開始直後に、違和感を訴えるプレイヤーが再び現れたことも確認できました。個人的な感想ですが、あまりに大きな要因が重なりすぎてコレと断言できない複雑な環境のごった煮が今のAPEXだと思います。
ただし、PADの大量引退、S30での秘密の追加弱体化、PS5のAA倍率低下までは公開情報から立証できません。分かったことと、まだ分からないことは分けて見たほうがよさそうです。逆に、物資が少ないといったS30への不満が、エイムアシストに八つ当たり的に転嫁された結果、という見方もできます。
ミッドシーズン更新を控え、Split 2ではCharge Rifleなどの強化が予告されています。Marked Midseason Designer's Notes・2026年9月11日確認。環境がまた動く前に、今の違和感を何となくでも記録しておくのはありかもしれません。
自分も決めつけず、いつものPS5環境で遊びながら見ていきます。それでは、良いApexライフを!
出典
- Steam公式ニュース「An Update from the Anti Cheat Team - Auto Aim Manipulation」・2026年9月11日確認
- Steam公式ニュース「An Update from the Anti-Cheat Team - 07/13/2026」・2026年9月11日確認
- Steam公式ニュース「Marked Patch Notes」・2026年9月11日確認
- Steam公式ニュース「Latest Update 08/11/2026」・2026年9月11日確認
- Apex Legends公式コミュニケーション投稿・2026年9月11日確認
- えぺタイムズの投票・2026年9月11日確認
- Apex Legends日本語Wiki管理人の投票・2026年9月11日確認
- Steam Charts・2026年9月11日確認
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