機材の話

Apex RCフィルター問題とは?PS5やPAD勢が知るべき全貌

8分で読了

お疲れ様です!WakabaPonchaNです!今回はRCフィルターについての記事です。

「PS5 RCフィルター」で検索してこのページに来てくれた方は、おそらく「自分のパッドは大丈夫なのか」「そもそも何が問題なのか」が気になっているのかと思います。結論から先に言うと、APEX LEGENDSでは、RCフィルターを使ったジッターエイムは2026年7月10日に正式に規約違反・BAN対象と発表されました。

この記事では、RCフィルターの仕組みから炎上の経緯、PS5/DualSense Edgeユーザーへの実際の影響まで、時系列でまとめます。

自分の環境を先に確認したい方は、PS5・コントローラーの確認手順へ。メーカー名だけで使用可否を決めず、使っている機能と設定を確認しましょう。

RCフィルターとは何か

RC(Resistor-Capacitor)フィルターは、もともと電子工学におけるローパスフィルターの一種です。Hall効果センサーやTMRセンサーを搭載した高性能カスタムコントローラーに採用され、センサーが拾ってしまう微細なノイズを除去し、スティック入力を滑らかにするための機能でした。

Void GamingのFirebird・Genesisシリーズなどがこの機能を「Positive/Negative」で調整可能な形で搭載したことをきっかけに、一気に注目が集まりました。

何が問題になったのか

一部製品では、フィルターを弱める設定によって微細なブレが出やすくなります。GENESISのメーカー公式マニュアルも、マイナス値では手ブレや磁気センサー特有のブレに敏感になると説明しています。ただし、挙動は製品やファームウェアによって異なり、すべての機種で同じ数値が同じ動作になるわけではありません。

問題は、そのような入力を利用してエイムアシストを悪用し、反動を打ち消す行為です。公式発表はこれをチートとしています。一方、アシストが外れる時間や強さがどれだけ変わるかという具体的な数値までは、この発表で示されていません。上の図は仕組みの概念図であり、筆者による実測結果ではありません。

炎上から規約違反までの時系列

時期出来事
2026年4月末〜5月上旬RCフィルターの存在がコミュニティで話題化、賛否両論に
2026年5月ALGS(Apex Legends Global Series)が大会前日にRCフィルター搭載パッドの使用禁止を通達
2026年5月海外大手PADメーカーが「RCフィルタリングの悪用はチート」と声明
2026年7月10日Apex運営がRCフィルター/ジッターエイムを正式に規約違反と発表、BAN対象に
2026年7月13日公式がアンチチートの取り組みを説明。4月末以降のハードウェアBANは(RCフィルターに限らず全体で)PC・コンソール合計 約6,000件

競技シーンでの禁止から2ヶ月ほどで、一般プレイでも使用不可の方向に固まった形です。

その後:公式が示したハードウェアBANの実績

7月10日のRCフィルター/ジッターエイムに関する発表から3日後の2026年7月13日、Apex Legends公式はアンチチートチームによる取り組みを説明する投稿を公開しました。公式によると、4月末以降に実施したハードウェアBANは、PC・コンソールを合わせて約6,000件にのぼります。大半はPCプレイヤーへの対応である一方、コンソールでのハードウェアBANの活用も積極的に増やしているとのことです。

この約6,000件はRCフィルターだけの数字ではなく、公式が示したアンチチート全体におけるハードウェアBANの数字です。ハードウェアBANは、取り締まりを回避するために作られた仕組みを狙い、繰り返し違反する人が新しいアカウントを作ってもApex Legendsへアクセスできないようにする手段の一つと説明されています。ただし、公式はこれを最も重い処分として留保しており、悪質な行為者や常習的なチーターを対象とする方針を示しています。

PS5で遊んでいる人にとっては、コンソール側でも同じ方向に進んでいるという話になります。詳細は、2026年8月30日に確認したSteam公式ニュース「An Update from the Anti-Cheat Team - 07/13/2026」で確認できます。

PS5ユーザーへの影響は? SCUFやNACONは使えなくなるのか?

ここが検索して来てくれた方が一番知りたい部分だと思います。結論、「純正DualSense以外は全部NG」ではありません。

ただし、PlayStation公式ライセンスの有無だけで、Apexでの使用可否は判断できません。運営が問題としているのは、ハードウェアやソフトウェアでエイムアシストを悪用したり、リコイルを打ち消したりする行為です。SCUFやNACONも、ブランド単位で「全機種・全設定が安全」とは断定できません。

EA公式の外部デバイスに関する方針では、不公平な優位を得るための入力操作をチートとしています。購入済みのパッドを直ちに買い替えるのではなく、型番・設定アプリ・接続機器を確認するのが先です。

では、公式ライセンス品であるDualSense EdgeをApexで実際どう設定しているのか。1年半使い続けた設定と、スティックの摩耗の記録はDualSense EdgeをApexで使った設定・長期使用レビューにまとめました。

ちなみに筆者は今回SCUF Omegaを購入予定です。2026年5月にソニーとの直接パートナーシップで発売された公式ライセンスモデルで、TMRマグネティックセンサー採用によりスティックドリフトが起きにくい設計になっているのも選定理由の一つです。実機でのRCフィルター関連設定の有無やジッター挙動については、別途レビュー記事で検証してお伝えする予定です。

まとめ

  • RCフィルターは本来センサーノイズ除去用の機能
  • ジッターなどの入力を利用して、エイムアシストや反動を不正に操作する行為が問題
  • 2026年7月10日付でApex運営が正式に規約違反・BAN対象と発表
  • 公式ライセンスやメーカー名だけで使用可否を判断せず、エイムアシスト・反動を不正に操作する機能がないか確認する

フェアな環境で純粋に腕を磨きたい人にとっては、今回の規制はむしろ歓迎できる流れかもしれません。地道な練習とリプレイ分析、そして、神コントローラーでランクを上げていきましょう。

自分のPS5・コントローラーでは何を確認すればいい?

以下は、自分の環境を把握するための手順です。BANされないことを保証するチェックリストではありません。運営が公表した禁止行為と、製品側で使える設定を分けて確認します。

  1. 型番と接続経路を確認する。コントローラー本体の型番、ファームウェア、使用中のプロファイルを控えます。PS5へ直接接続しているのか、途中に入力を変換・加工する機器があるのかも確認してください。
  2. DualSense Edgeは、PS5のプロファイル設定を確認する。[設定]→[周辺機器]→[DualSense Edge ワイヤレスコントローラー]→[カスタムプロファイル]で、使用するプロファイルの感度・デッドゾーン・ボタン割り当てを確認できます。Fnボタン+△ボタンで、カスタマイズされていない既定のプロファイルに切り替えられます。操作方法はPlayStation公式のプロファイル設定ガイドを参照してください。
  3. 他社製パッドは、その型番の説明書・設定アプリを確認する。RCフィルター、ジッター、反動補正、マクロなどの項目がある場合は、名称だけで判断せず、実際にどの入力を作る機能なのかメーカーの説明で確認します。エイムアシストの悪用や反動の打ち消しをうたう機能は使用しないでください。
  4. 説明が不明な場合は、設定を試して判定しない。型番・ファームウェア・機能名を添えてメーカーへ確認し、Apex側の規則は公式案内と照合します。「警告が出なかった」「今までBANされていない」は、許可の根拠にはなりません。

感度曲線やデッドゾーンの変更もRCフィルターの悪用なの?
PlayStation公式は、DualSense Edgeの通常の調整項目として感度曲線やデッドゾーンを案内しています。これらを変更したというだけで、RCフィルターによる不正な入力操作と同一視することはできません。ただし、既定のプロファイルに戻せば、接続機器や改造も含めてすべて安全になる、という意味でもありません。

RCフィルターを搭載しているだけでBAN対象なの?
Apex公式のRCフィルター/ジッターエイムに関する発表が禁止しているのは、エイムアシストの悪用やリコイルの打ち消しです。この発表には、全製品共通の「この設定値なら安全」という基準や、機種別の許可一覧はありません。搭載の有無や数値だけで、使用可否を断定しないでください。

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楽天市場のランキング情報を利用しています(デイリー)。取得日時: 2026年9月12日 13:24

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