機材の話

Razer Prioとは何か|折りたたみでカードサイズ、静電容量式スティックのUSB-Cモバコンを公式情報で整理

8分で読了

お疲れ様です!WakabaPonchaNです!

Razerから、スマートフォンへUSB-Cで直接つなぐ折りたたみ式コントローラー「Razer Prio」が発表されました。カードサイズをうたう小ささと、静電容量式の親指スティックが特徴の製品です。

今回の記事について最初に立場を断っておくと、実機は持っていないし、今のところ買う予定もないです。だからこれはレビューではなく、公式情報の整理です。PS5では普段DualSense Edgeを使っているので、そちらの実機での話はDualSense EdgeのPS5レビューにまとめています。

AI要約

  • Razer Prioは、スマートフォンへUSB-Cで直接つなぐ折りたたみ式コントローラー
  • 折りたたみ時の寸法は107 mm × 67 mm × 23 mm、重量は101 gと案内されている
  • 充電も電池も不要で、対応OSはiOS 18とAndroid 14以降。最大7インチのスマートフォンに対応する
  • PS リモートプレイを含む複数サービスへの対応が案内されている。ただし別途ハードウェアやサービスが必要な場合がある
  • 静電容量式スティックについて、Razerはドリフトを抑えるよう設計したと説明している。実際の耐久性は未検証
  • 発売日は一次情報で食い違う。9月2日の発表は9月11日発売予定、9月8日時点の公式ストア表示はプレオーダー・9月22日出荷開始だった

Razer Prio とは

Razer Prioは、スマートフォンにUSB-Cで直接接続して使うモバイルコントローラーです。ひねって解除すると展開できる折りたたみ式で、Razerは新しいウルトラポータブル コントローラーシリーズの第一弾と位置づけています。ぱっと見た感じプレイステーションポータルのような見た目に見えますね。とはいえPrioに画面はなく、手持ちのスマートフォンを挟んで使う製品です。

ここでは、Razer Japanの2026年9月2日付プレスリリースと、Razer Prio 公式製品ページで確認できる内容をまとめます。写真や折りたたみの動きは公式ページのほうが分かりやすいので、実物の雰囲気が気になる方はそちらもどうぞ。

項目 公式情報
日本価格 16,980円(税込)
折りたたみ時の寸法 107 mm × 67 mm × 23 mm
重量 101 g
接続 USB-Cでスマートフォンに直接接続
電源 充電も電池も不要
対応画面サイズ 最大7インチ
対応OS iOS 18 / Android 14以降
対応サービス Xbox Cloud Gaming / Steam Link / PS リモートプレイ / Razer PC リモートプレイ
スティック 超高精度静電容量式親指スティック
入力 4方向D-pad、静音タクタイルのフェイスボタン、バンパー、トリガー、マルチファンクションボタン4、Razer Cortex Mobile専用ボタン
保証 最長1年間。RazerStoreから直接購入した場合は14日間の無料返品

普通のモバイルコントローラーと何が違うのか

Prioについて確認できる違いは、まず折りたたみ式であることです。ひねって解除して展開する構造で、使わないときは107 mm × 67 mm × 23 mm101 gというサイズと重量に収まると案内されています。製品の携帯性を考えるなら、まずはこの数値を見ておくのがよさそうです。ポケットやガジェットポーチに入れられる前提の作りかも知れません。想像ですが、このサイズ感なら電車等でも邪魔になりにくいと思います。

次に、スマートフォンとUSB-Cで直接つなぐこと。RazerのFAQでは、充電も電池も不要と明記されています。Bluetoothのペアリング手順や、コントローラー側の充電残量を管理する必要がない構成です。これはスマホから直接電源を取る設計かも知れないので、スマホのバッテリーが普段より早く消費する可能性があるのではないでしょうか。

そして三つ目が、静電容量式の親指スティックです。この方式については後で改めて触れますが、Razerが製品の特徴として強く出している部分です。

対応条件は意外と狭い

対応OSはiOS 18、またはAndroid 14以降です。スマートフォンは最大7インチのディスプレイに対応し、Razerは一般的なほとんどのスマートフォンケースにも対応すると案内しています。

ただし、ここは購入前に確認したいところです。スマートフォンなら何でも使えるわけではなく、OSの条件があります。サイズも最大7インチまでです。買えても動かない人が出る条件なので、自分の端末のOSと画面サイズを先に見ておいていただければと思います。理想を言えば、実機で使えるかを確認してから決めたいところです。

ケース対応も「一般的なほとんどのケース」という案内であり、すべてのケースとの組み合わせを保証する記載ではありません。厚みや形状が特殊なケースを使っている場合は、特に公式の案内を確認してから判断したいです。

PS リモートプレイに対応している

PS5で遊ぶ人にとって気になるのは、PS リモートプレイへの対応です。Razerの案内には、Xbox Cloud Gaming、Steam Link、PS リモートプレイ、Razer PC リモートプレイが対応サービスとして挙げられています。

一方で、公式には「サードパーティ製ハードウェアやサービスが必要となる場合があります」という注記もあります。PrioをつなげばPS5のゲームをすぐ同じ条件で遊べる、とまではこの記事では言えません。リモートプレイ側の設定や利用環境も含めて確認が必要です。

PS5でDualSense Edgeを使う価値については、DualSense EdgeはApexで今も選ぶ価値がある?でも書いています。こちらは実機を使い続けている機材の話なので、今回の公式情報整理とは分けて読んでいただければと思います。

スマホとDualSense Edgeの組み合わせはスマホをスタンドに置いて、座ってプレイするような恰好をしますので、寝転んでゲームするならこの製品は使い勝手が良さそうな印象を受けました。

「ドリフトに強い」をどう受け取るか

Prioのスティックは、Razerが「ドリフトに強い」と案内している静電容量式です。ただし、ここで実際の耐久性まで判断することはできません。実機を持っていない以上、使用感も長期的な状態も確認できていないためです。

公式情報として押さえられるのは、次の説明です。Razer Japanの2026年9月2日付プレスリリースには、こう書かれています。

ドリフトを抑えるよう設計された高精度な静電容量式アナログスティック

接点の摩耗による劣化を防ぐ、という説明も添えられています。つまり静電容量センシングによって、スティックの動きを検出する部分に摩耗する物理接点を使わない設計だ、というのがRazer側の説明です。

これはRazerによる設計の説明であって、このブログで耐久性を確かめた結果ではありません。「ドリフトしない」と受け取るのではなく、どのような考え方でスティックが作られているか、という情報として見るのがよさそうです。

私はDualSense Edgeで実際にドリフトとスティック交換を経験しています。その経過はDualSense Edgeのドリフトはスティック交換で直るし、TMRもあるに書きました。だからこそ別方式の静電容量式スティックには興味がありますが、Prioの耐久性がどうかは、別に確かめるべき話です。

発売日・価格は?(一次情報が食い違っている)

日本価格は16,980円(税込)です。

発売日については、一次情報の表示が一致していません。9月2日のRazer Japanの発表では、日本発売は9月11日を予定と案内されています。一方、記事確認時点(2026年9月8日)のRazer日本公式ストアではプレオーダー表示となっており、出荷開始日は9月22日と案内されています。

この記事では、どちらかを誤りとは扱いません。Razerから両方の記載の関係について説明が出ているわけではないため、現時点では並列の情報として見るのが正確です。購入を考える場合は、公開直前の公式ストア表示を確認していただければと思います。

個人的にどう見ているか

今のところ買う予定はないです。ただ、折りたたみ構造と、ドリフトを抑えるよう設計された静電容量式スティックには興味を持ちました。

PS リモートプレイをする場面で、スマートフォンと一緒に持ち出すコントローラーとして何を重視するかは人それぞれです。Prioについては、対応端末の条件、発売日・出荷日の表示、そして実機の情報が出てから、改めて見ていくことになりそうです。

余談ですが、私は仕事の関係上何日かビジネスホテルで宿泊することがあります。その際でもPS5を持ち込むほどのガチ勢なのでそのようなプレイスタイルの私の意見だと必須では無いかなと感じた次第です。一応参考になれば幸いです。

まとめ

Razer Prioは、折りたたみ式、USB-C直結、充電も電池も不要、静電容量式スティックという点を公式が案内しているモバイルコントローラーです。PS リモートプレイへの対応も案内されています。

スマートフォンのOSがiOS 18またはAndroid 14以降で、最大7インチという条件に合う人には、仕様が気になる製品かもしれません。一方で、端末条件が合わない人、実際の使用感や耐久性を確認してから考えたい人には、まだ判断材料が足りないとも感じます。

発売日と出荷開始日の表示も含め、公式情報を確認しながら見ていきたいですね。良いコントローラーライフを!

注記

RAZERはRazer Inc.の商標または登録商標です。

本記事にアフィリエイトリンクは含まれていません。筆者はRazerのアフィリエイトプログラムに参加していますが、本記事の内容について、Razer社から製品提供・報酬・監修・記事内容への関与は一切受けていません。

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